外国人人材人材の雇用を専門家がリアルに話す
一般では語られない裏の事情などを包み隠さず話します
第2回 良い送り出し機関とは
良い送り出し機関の前にそもそも送り出し機関とは何のことか説明します。
送り出し機関とは簡単に説明すると、海外から日本で働きたい外国人労働者を雇用する際にその機関が責任をもって人材を日本へ送り出す団体を指します。
主に技能実習生を迎え入れるときに、日本側の組合と海外の送り出し機関で協定を結び、送り出し機関から人材を受け入れ、日本の組合でその受け入れた人材を管理する。このような流れです。
日本で外国人を雇用すると考えたときに、まずは組合などに相談するのが一般的ですが、結局のところ組合は人材を受け入れ、管理する機関に他なりませんので人材の質にはほとんど関与していません。
つまり、質の高い外国人を雇用したいと考えたときに、いくらよい組合を探してもよい人材が来るとは限らないのです。
ではどうするのか。
結論
送り出し機関の運営まで関係性のある組合や団体から人材を採用するしかない
とは言いましたが、それはとてもハードルが高いところです。
そもそも数多にある日本の団体からどうやって探せばいいのかわからない。
では逆に、受け入れをやめたほうが良いパターンを紹介します。
「用意された人材を採用するかしないかしかなく、人材の選択肢がない。」
「人材関して、海外のどこで、どのように、どのくらい育成されたかわからない。」
この人材の出どころがわからない。というのはとても重要で、履歴書1枚で判断できるものではありません。しかし、外国人雇用をされている方の多くが、日本に来るために「どこで」「どのような勉強を」「どのくらいの期間」してきたのかがわからないで採用する事例がとても多いです。
外国人雇用をするという目的をかなえるだけであれば実はとても簡単です。
しかし、そこは外国人。日本と違う文化や考え方で生きてきた人の質、学習機関である送り出し機関の質がわからない状態での雇用はとても危険と言わざるとえません。
雇用の際にはここを注視してみてください。
もちろんペルシーダは現地送り出し機関での学習プランから直接教育にまで関わっています。
次回は何故この送り出し機関に差があるのかを説明します。お楽しみに。